つぼについて

四十肩・五十肩に効果的なツボ(つぼ)を指圧することで、血行がよくなり症状を和らぐことがあります。
足つぼならば自分でも気軽にできますし、背中などは他の人に押してもらうのもよいでしょう。
ツボ(つぼ)押ししてはいけない時
・医師から安静に過ごすようにと指導された人(急性期)
・つぼの周辺に怪我や火傷、炎症などの異常がある場合
・飲食後30分以内
・発熱がある時
・飲酒したあと
・サウナの後
・手術のあと
・妊娠中
ツボ(つぼ)の押し方
①「押す」 手の指のはらを使います。点ではなく指の面で押す一番基本的な方法です。
やや強めに、ひと押し3~5秒でしてゆき、ゆっくりと離します。
②「もむ」 手のひら、指全体を使い、やさしくもみほぐす方法です。
③「たたく」握りこぶしや手のひらを使います。軽~く「トントン」とたたく方法です。
※力を入れりすぎたり、長時間同じ場所をずっと行うのはやめましょう。炎症を起こしたり、筋肉を傷つけてしまうことがあります。
■肩のつぼ
①肩井(けんせい)
首の付け根と肩先とのほぼ中央
②臑兪(じゅゆ)
肩甲骨の肩峰突起の後下縁にある凹み(肩関節後の凹み辺り)
③天宗(てんそう)
肩甲骨の中央の凹み
④膏肓(こうこう)
肩甲骨の内側で、最も背骨と距離が近い部分の肩甲骨のほぼ中央
■足つぼ
⑤肩・僧帽筋(かた)
僧帽筋は首から肩にかけて広がる大きな筋肉の事です。
人差し指の付け根の下から小指の方向に広がっています。
人差し指の方から小指側へ向かってよく押し揉みましょう。
⑥四十肩・五十肩点(しじゅうかた・ごじゅうかたてん)
薬指と小指の股の間から、まっすぐ下がったふくらみの部分です。
痛む肩と同じ側の足を刺激しましょう。