姿勢と体のゆがみについて
体のゆがみが、いろいろな不調の原因となることは広く知られています。
特に姿勢は毎日の積み重ねで少しずつ体に影響があるので、良くも悪くも大切です。
四十肩・五十肩の予防や改善の為に気をつけたい姿勢は「猫背」です。
スマートホンやパソコン、ゲーム、ハイヒール等、現在の生活は肩・首に負担がかかり姿勢が悪くなるものが多いのが現状です。
これに加え、腹筋・背筋等の姿勢を保つために必要な筋肉の衰えも一因です。
■猫背の特徴
・背中が丸い。
・肩が前に出ている。
・お腹(下腹部)がぽっこりと出ている。
・腰は反り気味。
※首猫背の場合は、上記にくわえて
首が極端に前に出て、あごが突き出ているという特徴があります。
猫背になりやすい生活習慣
横座りやあぐらが多い / 肘をつくクセがある / 仕事やパソコンで1日4時間以上続けて座っている /
ソファに座っている / うつぶせで本を読むことが多い / 携帯やゲームを行う時間が多い
■良い姿勢のポイント
理想的な姿勢は、立った時にくるぶしの前方、ひざの横、足の付け根、肩の先端、耳の5か所が一直線上に並びます。
立つ時
①両足に均等に体重を乗せます。
②両足の踵を合わせ、つま先は握り拳1個分あけて外側に向けます。
③頭のてっぺんを、上に引っ張られるイメージで、背すじをと伸ばします。
④下腹部(丹田)に力を入れているイメージで立ちます。
(肛門をキュッと閉める感じ)
⑤お尻の横に、ややエクボができる程度に軽く力をいれます。
⑥顔は正面を向き、軽くアゴをひきます。
座る時
①背もたれには、もたれないように、深く腰掛けます。
②下腹部(丹田)に力を入れ、肩の力を抜いて左右に開き、
あごを引きます。
③腰が反らないようにし、腰・肩・頭を一直線上におき、
糸で上に引っ張られている感じで座ります。
④足の裏全体が床につく高さに調節します。
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⑤パソコンの操作時は、キーボードやマウスは体の近くにおきます。
⑥キーボードの操作は脇をしめて行いましょう。
■知恵まっと 7,300円(税抜)

平安貴族の知恵…
敷くだけで姿勢がよくなる"携帯座布団"です。
【特徴】①
座るだけで骨盤が少し前方にかたむき、背骨を伸ばします。
②「人の手のひら」に限りなく近く
心地よい弾力と形状です。
③長時間のデスクワーク他、旅行等の
携帯にも最適です。
■猫背の治し方
猫背に効果のあるストレッチ
1. イスに座ります。(背もたれが無いタイプがよい。)
2. 手のひらが上を向くように、両手を体の後ろで組みます。
3. 鼻から息を吸いながら、左右の肩甲骨を寄せるように胸を開きます。
(腰はそらさずに、肩を広げるイメージです。)
4. 肩をその状態にキープしたまま、口から息を吐き、頭を後ろに反らします。(腰はそのまま、首だけを後ろに倒す)
このとき、あごは上、手は下に引っ張り合いをするよう、3秒伸ばします。
5. 最後に頭を起こし、肩の力を抜きます。
※痛みのある時は無理をせず、左右の肩甲骨を寄せる動きだけ行いましょう。
※1日20回を目標に一度に行わず、1日の中で分散してこまめに行いましょう。