重症の場合、治療期間を短縮したい場合に手術になる場合があります。

通常の治療は根気良く痛みの対処を行い、運動で腕の稼動範囲を広げ自然治癒を助けます。
しかし人によっては、
長期間治療しても痛みが続き、腕の稼動制限が改善しない場合や、やむおえない理由で治療期間を短縮したい時もあります。
このような場合に内視鏡(関節鏡)を使った手術が適応されることがあります。
■手術方法
詳しい手術方法は病院によっても異なるので医師に聞くのが一番良いのですが、大体下記のような手術を行います。
・癒着を剥離
・つっぱった靱帯は切断
・骨棘(骨の突起)は削る
・麻酔をして肩を動かして拘縮(運動制限)を改善
一般的な内視鏡手術では全身麻酔をかけ1cm以下の孔を開けてから、関節鏡を挿入する手術になります。
手術はあくまでも、通常の治療では症状が改善しない場合に検討されるものです。