四十肩五十肩体操について
五十肩体操は、慢性期~回復期のそれぞれの症状にあった体操をしましょう。
体操前はお風呂に入ったり、肩を蒸しタオルで温めてから行うと、比較的楽に動かせます。
痛む直前でやめるぐらいの動かし方で、コツコツと体操しましょう。
まだ運動してはいけない時
・医師から安静に過ごすようにと指導された人
(急性期の人)
・ちょっとの運動でも、動悸や息切れ、冷や汗、目眩や立ちくらみがある人
・五十肩以外にも、全身に重い病気がある人 (糖尿病など)
レベル4は、「腕が肩より上に上がるようになったら」行う体操です。
■コノリー体操② パタパタ体操
体操のやり方
1. 両手を頭の後ろで組みます。
2. そのまま肘をゆっくりと開いたり、閉じたりします。(鳥が羽ばたくように)
■肘まげ体操
体操のやり方
1. 両腕を横にまっすぐに広げます。
2. そのまま、両ひじを直角に下に曲げます。
3. 両ひじを曲げたまま、今度は上に直角に上げます。
4. そのまま両腕を肩の高さで上下させます。
■タオル体操
ポイント
①タオルや棒など、長いものを両手で持って行います。
②動きがつらい時は、タオルを二枚つなげて長くして行って下さい。
③痛くない方の手でタオルや棒を引っ張り、痛い方を動かしてあげるイメージです。

体操のやり方①
1. タオル(棒)を斜めに持ちます。
「痛くない」ほうの手が上、「痛い」ほうの手が下になるように。
2. 「痛くない」ほうの手でタオルを上に引き、「痛い」ほうの腕を動かします。
3. ゆっくりと元に戻します。
体操のやり方②
1. 体の前でタオルや棒の両端を両手で持ちます。
2. 下から上へバンザイするように動かします。
このとき、「痛くないほうの腕で支えて」動かします。
3. ゆっくりと元へ戻します。
体操のやり方③
※前でできるようになったら、背中側でも同じように行います。
1. 体の後ろで、タオルを持ちタオルや棒の両端を両手で持ちます。
2. 下(お尻)から上(腰)ぐらいまで、持ち上げます。
背中側は難しいので、無理は禁物です。
3. ゆっくりと元へ戻します。