突然片方の肩が強く痛み、腕があがらない等が起こる疾患のことです。
強い痛みと動きの制限から始まり、1年半~2年で自然に治ります。
痛いからといって、適切な時期にリハビリを行わないと、治ったあとも腕や肩が動かないなどの後遺症が残ってしまいます。
■他の病気と、四十肩五十肩の違い(肩こり、腱板炎、石灰性腱炎、リュウマチ等)

1.
片方の肩に、疼痛(急激な痛み)が起こる。
2. 腕があがらない、肩がまわらない等の
運動障害もある。
3. 特に思いあたるような
原因がない。(肩を打った、腕をひねった等)
4. 年齢が40代以上
※30代で上記の1~3の症状の場合は肩関節周囲炎などと言われるようです。
(四十肩・五十肩と同じですが、聞こえがよい)
■こんな前兆が…

1. 高いところの棚の物がとりにくくなった。(手が上げにくい。)
2. 背中のボタンを自分ではめられなくなってきた。
3. ジャケットを着るのに、腕がスムーズに動きにくい。
4. つり革につかまりづらくなった。長時間つかまれない。
5. 常に腰が痛い。(腰の痛みから肩に負担がかかってくる)
こんな状態がしばらく続いた後に、ある日突然四十肩・五十肩になる場合が多いそうです。
前兆の段階で早めに病院や接骨院などへ行き、治療をするのが良いでしょう。
■原因は?
明確な原因はありません(肩を打つ、腕をひねる等)が、主に下記のようにいわれています。
・病 院…年をとったから(老化)
・接骨院…神経の圧迫や筋肉が弱り、血行不良をおこしたから
・その他…姿勢が悪く肩に負担がかかりすぎ。運動不足など