漢方薬での治療
漢方薬とは

伝統中国医学の一種で、日本で独自に発展した漢方医学の理論に基づき「複数の生薬を組み合わせる」ことにより、処方される医薬品です。
漢方医学の特徴は、病気(患部)そのものの治療よりも、
身体全体(体質)をみて、体質の改善をはかり身体の調子を整えていくことで、治療していくものです。

使用される生薬は薬効を持つ下記のようなものを、保存・運搬しやすく加工したものです。(乾燥・粉末)
・植物の葉
・花、つぼみ
・茎・枝・根
・菌類
・鉱物
・昆虫など

漢方薬は治療効果のある医薬品として正式に認められており、健康保険が適用される「医療用漢方製剤」で、約150の処方が厚生労働省に承認されています。

漢方薬も薬です。
副作用がおこる場合もあるし、アレルギー反応を起こすこともあります。
服用していて異常を感じた場合は、すぐに病院を受診しましょう。


漢方における部位別 原因
顔全体 胃・大腸 こめかみ 肝胆、自律神経
額部とアゴ ホルモン分泌 口まわり
首・胸
肺・肝胆・胃 背中 衝脈、任脈、膀胱、胃、ホルモン