肌タイプ診断
タイプは水分量と皮脂量で決まる
肌タイプは大きくわけて「乾燥肌」「普通肌」「脂性肌」「混合肌」の4つです。

肌タイプを決めるカギは角質層に含まれている水分量と、皮脂腺から分泌されて、肌の表面を覆っている皮脂量の2つです。

■普通肌
水分量、皮脂量バランスがちょうど良い状態です。
季節や環境などによって肌の状態は変化するので、それに合わせたケアが必要です。

■脂性肌
皮脂の分泌量が多い肌です。
べたつきやすく、ニキビなどができやすい肌状態です。

■乾燥肌
水分量、皮脂量ともに少ない肌です。
かさつきやすく、荒れやすい肌で小じわや吹き出物ができやすい肌状態です。

■混合肌
部分的に皮脂が多いところと、少ないところが混ざっている肌です。
皮脂が多い部分はTゾーンに、乾燥する部分は頬や口元の場合が多いようです。
それぞれの部分でケアの方法を変える必要があります。
肌タイプは変化する
肌タイプは固定されているものではありません。加齢や季節、体調により変化するものなのです。

加齢による変化
一般的に、年をとるにつれて角質層の機能が衰え、水分保持能力や皮脂腺の機能が低下して乾燥肌に傾いていきます。

季節・環境による変化

空気が乾いていて乾燥しがちな冬や、エアコンの中で長時間を過ごす夏は、肌も乾燥肌になりやすい状態です。

体調による変化
ダイエット中や、暴飲暴食などで、乾燥肌や脂性肌、混合肌に変化したりします。

肌タイプ診断
肌タイプはコスメカウンター等で計測してもらえますが、自分でもある程度見分けることができます。

①洗顔料を用いて洗顔します。

②15分~20分待ちます。

洗顔後、顔に何もつけずにそのままの状態でいます。

③肌の状態をチェックします。 まずは目で見て、つぎに肌に触ってみると良くわかります。
・"かさつき"も"てかり"もない ⇒ 普通肌
・顔全体が"かさかさ"している ⇒ 乾燥肌
・顔全体がうっすると"テカッて"いる ⇒ 脂性肌
・かさついている部分と"テカッて"いる部分がある ⇒ 混合肌