基本のスキンケア
肌の健康のために心がけたいこと
1.1日の肌の汚れはその日に落とす。
スキンケアで一番大切なのは、肌のうるおいを守りつつ、汚れを落とす事です。毎日当たり前のように洗顔したりお風呂に入ったりしていますが、上手に汚れを落として肌を清潔に保つためには洗い方も大切です。

2.目的に合ったスキンケアで肌のうるおいを保つ
肌の角質層は水分を保つ役割をしていますが、この角質層の働きが悪くなると皮膚は乾燥して、トラブルが起こりやすくなります。また、古い角質細胞が正常に剥がれないと「あか」がたまり、ニキビ・吹き出物ができます。
自分の肌を見極めて、状態に合わせて肌に水分補給、うるおい補給など足りないものを補ってあげましょう。

3.紫外線から肌を守る
肌の「光老化」します。紫外線によるダメージが積み重なって乾燥やシミ・シワなどに変化します。
肌を守るためにサンスクリーン剤(UVブロック)や日傘、帽子などで「日光」を浴びないようにしましょう。
男性用にも無色のサンスクリーン剤があります。少し日に焼けたぐらいがカッコイイのですが、肌の為には紫外線対策を行うのをおすすめします。

4.毎日の食事で肌コンディションを整える
肌も体の一部なの状態をよくするには、肌によい食事を心がけ体の中から調子を整える必要があります。
食事のバランスを考える時は、栄養素の種類と量の療法チェックする必要があります。
栄養素は体の中でお互いに助け合って働くので、トラブル別に最適の栄養素を、食事にプラスしてみましょう。

5.ゴールデンタイム(22時~2時)には熟睡する
寝不足は体のホルモンバランスや新陳代謝を乱し、肌荒れに直結します。
ホルモンバランスが乱れると皮脂の分泌が多くなり、ニキビができやすくなります。
また、肌の新陳代謝にかかせない成長ホルモンの分泌も悪くなるので、肌のターンオーバーが乱れます。
何時間眠れば満足か・・・というのは人により分かれますが、肌の健康の為には22時~2時の間の美肌のゴールデンタイムに熟睡している必要があります。

6.禁煙&適度な運動
タバコを吸うと体の血流が悪くなり、栄養が肌にいきわたらなくなってしまいます。
また新陳代謝を促してくれるビタミンCも破壊されます。
ウォーキングやストレッチなど、少し体を動かすだけでも血行がよくなり新陳代謝のアップにつながります。

洗顔のポイント
■洗顔で一番大切なことは、顔をなでるように優しく洗うこと。
ゴシゴシ強くこすると皮脂や角質をとりすぎたりして、うるおいがなくなりカサカサした肌になってしまいます。
洗顔料を使えばこすらなくて十分に汚れは落ちます。

■メイクをした日はできるだけ早くクレンジング剤で落とす。
クレンジング剤はは皮脂の分泌の多いTゾーンやあごを中心に、たっぷりと使用し優しく顔にのばします。
※乾燥肌の人は洗い流すタイのほうが刺激がすくない為、おすすめです。

■ぬるま湯で予洗いして、すすぎもぬるま湯で丁寧にしっかりとすすぐ。
熱いお湯は肌のうるおいを奪ってしまい、冷たい水では脂分が残ることも・・・適当なお湯の温度は36℃くらいです。

■泡を肌にのせる
洗顔料は泡立ててから、Tゾーン(おでこ・鼻)を中心に肌の泡をのせる感じで広げ、クルクルと指を優しく動かして洗います。
肌⇔泡⇔指のように泡をクッションのようにして、指で泡をころがすように洗います。
市販の泡立てネットを使用すると、簡単にフワフワの泡が作れます。

■乾燥肌の人、トラブル肌の人は洗顔料ナシで
メイクをしていなければ、ぬるま湯洗顔だけでもOKです。
肌が乾燥している時やトラブルがある時は、皮脂の量を減らさないようにするのが大切です。
ま た、洗顔料が刺激となりトラブルが悪化する場合もあります。
朝の洗顔の時など、ぬるま湯でのすすぎだけでも十分汚れは落ちます。

■水気はタオルで押し当ててとる
洗顔後の肌はバリアとなる皮脂膜が取り除かれている為、傷つきやすくデリケートです。
タオルはフワフワのやわらかい物を使い、水気を吸い取るように顔に軽く押し当ててとります。
ゴシゴシこすると湿疹の原因にもなる場合もあります。