ニキビと吹き出物の違い
本当は同じもの
ニキビも吹き出物の皮膚のトラブルとしては、同じものです。
皮脂で毛穴が詰まってしまい、炎症を起こした状態のことです。

1段階目…皮脂が詰まった状態の「白にきび」
2段階目…詰まった皮脂が酸化した「黒にきび」
3段階目…炎症を起こして化膿している 「赤にきび」「黄にきび」

ただ、できる原因が年齢によって異なるために、
10代~20代はじめの思春期は「ニキビ」。
成人以降は「吹き出物」「大人ニキビ」と呼ぶのが一般的です。

ニキビとは
ニキビはホルモンが乱れて皮脂の分泌が多くなった事で毛穴がつまるのが原因でおこります。
思春期になると身体の成長期によって男性ホルモンのバランスが乱れて、皮脂の分泌量が増加します。
そして、皮脂過剰が原因で毛穴が詰まり、ニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖してニキビが発生する…という場合が多いのです。
ニキビは思春期特有なので、ホルモンバランスが安定すると落ち着いてきます。
ただ、肌を清潔に保ち、ニキビ跡を残さないようよするケア方法は吹き出物と同じです。

吹き出物とは
吹き出物の原因はストレスや生活習慣などいろいろとあり、対処方法も様々です。
また、吹き出物ができる場所により原因や対処方法も異なります。
 ストレス
 睡眠不足
 過剰な喫煙、飲酒
 食事(栄養)バランスの乱れ
 生活習慣の乱れ

男性はニキビができやすい?
ニキビは、男性ホルモンが過剰に分泌にして皮脂量が増えて起こります。
男性ホルモンですから、女子よりも思春期の男子の方が男性ホルモン量がだんぜん多くなり、皮脂量が増える為、男性の方が女性よりもニキビができやすく、ニキビの数も多くなりまるといわれています。

月経前は吹き出物ができやすい?
女性の体は「黄体ホルモン」と「卵胞ホルモン」でコントロールされています。
排卵から月経が始まるまでの期間は、黄体ホルモンが多くなりますが、このホルモンには皮脂分泌を活発による作用があるので、ニキビや吹き出物ができやすくなります。