ダイエットには様々な方法がありますが、便秘と関係するのは「食事を調節するダイエット」方法です。
無理なダイエットを長期間続けていると腸に悪影響が出るので、注意して行う必要があります。

どのダイエット方法でも、極端にやりすぎず、足りないものを補い、腸に気を使いながら行うのがおすすめです。
一日のうちの1～2食を低カロリーダイエット食品に置き換えてカロリーを減らすタイプのものは、ビタミン・ミネラルなどのバランスが良く、簡単に行えるため人気があります。
しかし、便の元になる食事量が足りなくなり、特に食物繊維やたんぱく質などが不足してしまい、便が作られにくくなり便秘になってしまう場合があります。
摂取カロリーを抑えるために、徹底して脂肪摂取量を減らす油抜きのダイエットがあります。
実は脂肪は食べ物を消化器に通す時の潤滑油としても活躍しています。
この為、脂肪がまったくないと、便が腸をとおりにくくなり便秘につながってしまいます。
ご飯やパン、麺類などの炭水化物を重点的に減らすダイエット方法です。
炭水化物は食事の基本で、量的にも普段一番食べているものですが、これを極端に減らすと便の元が足りなくなり便が作られにくくなり便秘になってしまう場合があります。
いつも下剤などに頼り常用していると、腸の働きがどんどん弱り、腸が働くのをサボるようになります。
そして便秘がすすみ、薬なしには便が出なくなってしまう便秘体質になっとしまいます。

ダイエットサプリの成分の中でも、下剤の成分（酸化マグネシウム、センナ等）が入っているものがあります。
これは即効性はありますが、効き目が強力で腸の為には、避けたほうがよいでしょう。

薬（下剤）も苦しい時に、一時的に頼るのはOKですが、毎日・毎回常用するのはおすすめできません。