便秘の一般的な原因
腸内細菌バランスの悪化
食生活の欧米化で、 腸によい和食の摂取量が昔に比べ足りない状態になっており、腸内環境の悪化がどんどん進み、便秘につながります。
腸内には善玉菌と悪玉菌が存在し、通常は悪玉菌よりも善玉菌の方が多く、腸の働きを助けています。
しかし植物性乳酸菌・食物繊維の摂取量が足りないと、腸内の善玉菌が減り、悪玉菌が増えて腸内細菌のバランスが悪くなります。
しかも、悪玉菌が増えると便の腐敗ば進み、さらに腸内環境が悪化していくという悪循環になります。

またファーストフードや肉などは、消化に時間がかかり腸にも負担が多くなります。その為腸が疲れてしまい正常な働きができなくなっていきます。

朝食を食べない
朝は胃腸が元気!! 1日の中で最も腸の働きが活発な時間帯が朝で、この時に食事をとると便意(腸の大ぜん動)が起こり、排便しやすいくなります。
この時に朝ごはんを食べないと、せっかくの腸が働かず1日便通がない…という状態になってしまいます。
水分不足
1日に必要な水分は約1~2リットル。
また、朝の排便を助ける為に朝目覚めたら、常温の水を飲むと良いといわれています。
しかし、中には十分な量の水分を飲んでいても便がでない人もいます。そのような場合は「水分」「食物繊維」「腹圧」など様々な要因が重なっているようです。

また、排便をガマンをしてしまいタイミングを逃してしまうと、その結果、腸の中の便の水分がドンドン抜けて硬くなるため、排便しにくくなってしまいます。
運動不足
排便は腸のぜん動運動によって行われますが、この運動を行うためには腹筋があるていど鍛えられている必要があります。
腹筋の力が弱いとぜん動運動も弱くなり、便が出づらいということになります。
ストレス
精神的なストレスも便秘の原因になります
旅行先や引越し、試験中、新学期・入社後など…
一時的なストレスで便秘や下痢になるのはよく知られています。

また、不規則な生活や徹夜などの肉体的ストレスが自律神経に影響し、腸の動きが悪化して便秘になる時もあります。