高血圧治療ガイドラインでは、エタノールとして男性で20~30ml/日以下、女性で10~20ml以下という
禁酒ではなく、減酒が推奨されています。
■少量のアルコールは○
血管拡張作用による降圧作用、HDLを増加させて動脈硬化を予防する作用を示します。

・ビール 中ビン1本 (500ml)
・ウイスキー・ブランデー ダブル1杯 (60ml)
・ワイン グラス1.5~2杯 (200ml)
・日本酒1合 (180ml)
・焼酎ぐい飲み1杯 (70ml)
女性や高齢者は上記よりももっと少ない量がよいそうです。
■大量のアルコールは××
交感神経興奮作用による血管収縮作用が出てきてしまい急激に血圧があがってしまいます。
■アルコールをとった後の入浴は絶対にダメです。
飲酒で血圧があがり、さらに濃縮型血液になり詰まりやすくなります。
その状態でさらに、入浴で血圧を上げることなるので、心臓への負担が過多となります。
飲酒制限によって血圧値は、約2~4mmHg低下すると言われています。
節酒をすると1~2週間で血圧が下がることがわかっています。