食事で脳を活性化させる「ブレインフーズ」
ブレインフーズとは

食べることで脳を活性化脳が活性化する食品のことで、「脳機能改善食品」「健脳食」とも呼ばれています。
脳も他臓器同様、食べ物から摂取する栄養で活動する為、取り込んだ食事の影響を受けます。
You are what you eat (あなたが食べたものが、あなた自身である) という英語のことわざがあります。
頭脳の健康に為にも脳を活性化させる為の食材を食べましょう。

脂質・脂肪酸(EPAとDHA) 脳細胞の生成を助けます。
・EPAは脳の動脈硬化を予防
・DHAは記憶に重要な脳のシナプスを強化 「オメガ3」「オメガ6」
アミノ酸(たんぱく質) タンパク質が豊富な食品に含まれ、脳の回転の速さに関係します。
・免疫、神経システムに係わる「ドーパミン」
・覚醒、集中力に係わる「ノルエピネフリン」
・睡眠、記憶や学習に係わる「セロトニン」に働きかけます。
抗酸化物質 酸化ストレスを抑え、脳細胞が壊されることから脳を守ります。


大豆食品
【レシチン】
脳を活性化する働きがあります。

体内でアセチルコリン(記憶や認知能力に関係)に変化し、不足すると痴呆症状が起こることもあります。
※レシチンはビタミンCと一緒にとるとアセチルコリンの生成が高まります。
大豆、卵黄、レバー、豚肉、マトン、ナッツ、豆腐、コーヒーに多く含まれます。

【チロシン】
ノルアドレナリンやドーパミンの分泌を高める作用があります。

・ノルアドレナリン…集中力や積極性に関係。
・ドーパミン…楽しさや心地よさといった感情を生み出し、体の動きをコントロールする役割もあります。
大豆、鶏肉や魚介類、乳製品にも多く含まれます。

【ホスファチジルセリン】
脳の血流を改善し、脳細胞間の情報伝達をスムーズにし、老化などの脳の機能の低下を改善・維持の作用があります。アメリカでは「脳を蘇生させる」と言われています。

※残念ながら食品には極微量にしか存在ません。
大豆、卵黄に含まれます。


発芽玄米
【セロトニン】
血管の緊張を調節する物質で、気分を調節し睡眠、記憶や学習に係わっています。

【ギャバ】
天然アミノ酸のひとつで、感情障害や精神神経症状の緩和など、頭脳の疲労回復に有効とされています。
トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかん、漬物にも多く含まれます。


【DHA (ドコサヘキサエン酸)】
記憶力や理解力を高めます。DHAには、他に悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やし動脈硬化を予防する働きがあります。

【EPA (エイコサペンタエン酸)】
血液をサラサラにする成分で、酸素や栄養素が脳に届きやすくなり間接的に脳の健康を助けます。
魚の中でもイワシ、サバ、ブリ、サンマなどの青魚、鮭、まぐろにも多く含まれます。


チョコレート
人の記憶力や思考力に好影響を与える可能性があるという研究結果があるそうです。
~医学雑誌『American Academy of Neurology』のオンラインサイト『Neurology』 ~



クルミ
【αリノレン酸】
読解力や推論力が上昇した研究結果があるそうです。
人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸で、体内ではDHAやEPAに変換されます。
DHA・EPAをとるだけならば青魚が最適ですが、魚が苦手な人でも食べられるものとして胡桃やアマニ油、エゴマ油を代用するのがオススメです。
アマニ油、エゴマ(シソ)油、魚油にも多く含まれています。
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