熱中症予防-環境
室内での熱中症の予防にエアコンは欠かせません。除湿もでき温度も下げられる最適の家電です。
このエアコンのほかにも、日本で昔ながらの生活の中で培われた工夫があります。
ちょっとした工夫で生活環境を涼しくし、室内温度をさげましょう。

室内に入る熱は主に「窓」からです。
また家全体が太陽に照らされて熱くなることも原因です。
真夏になると戸外のテラスやベランダからの反射熱も加わって、熱された空気は窓周辺で50~60度近くになる場合もあります。
●屋外に日除け(すだれ・よしず・シェード)
窓からの日射の侵入を防ぐことで、室温の上昇を抑制できます。
風も通り、日陰ができる「すだれ」や「よしず」を屋外に設置しましょう。
よしずやすだれの設置で日射しの遮蔽率が70~80%になります。
■こちらもオススメ!
>>夏の暑さ対策に!!【パラソル・シェード】
●壁面・屋上を緑化
壁や窓を緑で覆う「緑のカーテン」で、建物の外壁の高温化を防げます。
また、窓辺に設置すると、窓の日除け・風通し・目隠しもでき熱も防げます。
植物を利用することで、蒸散作用などにより葉の温度が上昇しな、風が通る、見た目も涼しげな緑のカーテンは快適です。
■こちらもオススメ!
>>アイアン 【グリーンカーテン】

【緑化で人気の植物】
アサガオ、ゴーヤ、ヘチマ、ヒョウタン、ルコウソウ等
花か咲いたり実がなったりと、緑化だけではなく「育てるのも楽しい」植物が人気です。日当たりや日中の温度によっても育てやすい植物は異なります。
自分の環境をしっかりと調べて植物を選びましょう。

※自然の緑なので、害虫(アブラムシ等)の発生、育ちすぎor育たない、水まきや手入れにコストがかかるなどの問題が発生する等のリスクもあります。 
●窓を遮光・遮熱する
通常の窓の場合には、窓ガラスに遮光・遮熱処理をすることで、室内に入る日射を減らし、室温の上昇を抑制できます。
選ぶ時には、遮光・遮熱効果があるものを選びましょう。
窓スプレー窓シート窓コーティング窓フィルムなどがあります。
■こちらもオススメ!
>>太陽熱を約40~60%カットする【遮熱レースカーテン】
>>【節電カーテン】で無理なく節約♪
●朝夜の風通しをよくする
室内の空気がこもらないように、外気が涼しい朝や夜には、建物の中を風が通り抜けるように、窓や扉を開けて空気の流れをつくりましょう。

この場合、建物の両側の窓(南と北側、西と東側)を開放して、風の通り道をつくるのがポイントです。
同時に、家中の換気扇を強にして強制換気をするのも効果的です。

夜間熱中症を防ぐ為にも、寝る前に寝室の温度を下げておきましょう。