熱中症の時の身体の冷却方法
熱中症になったら、水分補給と身体の冷却が最優先です。
身体に触れてみて体温を確認します。 身体の「熱」「冷」で対処が異なります。
身体が熱い時は、 一刻も早く、身体を冷やし体温を正常に近づけることが大切です。
身体が冷たい時、冷たい部分がある時は、その部分を温めたり、マッサージします。
身体の基本姿勢
1.身体を横に寝かせ、衣服を緩めます。 
 (ベルト、ネクタイ、ズボン・スカートのホックをはずす。)
 靴や靴下など、身体を締め付るものを脱がせます。
2.ひざを軽くまげ足を身体よりも高く上げます。 (約30cmくらい)
 足の下にカバン・タオル等を置いて調整します。

※顔色が赤い場合は、寝かせず、座らせた状態にします。

身体の処置
手足や頭など身体に触れてみて、体温を確認します。身体の「熱」「冷」で対処が異なります。

●身体が熱い場合は、冷やします
・できるだけ、服を脱がせます。
・手足に常温の水をかけて、気化熱で冷やします。
・身体の太い血管の部分に、氷や、保冷剤、冷たいペットボトルなどを当てて血管を冷やします。
 首の後ろ/わきの下/太ももの付け根/ひざの裏/足首
※冷やすのと同時に扇風機やうちわ等で風を当てると、効果的に冷えます。
●冷たい部分は、温めます
手で触って、冷たく感じる部分を、温めマッサージします。
マッサージは、手足から身体の中心へ向かって、少しずつ移動しながら行ないます。