スポーツで熱中症
スポーツ中は体温もあがり、水分不足になるので熱中症になりやすい状態です。
特にに夏のトレーニングでは、休息と水分補給を十分におこない、寝不足や疲れなどの体調不全でスポーツを行なうと、熱中症のリスクが高まります。
スポーツ中の体温上昇
運動をすると筋肉などから熱が発生し体温が上昇します。
激しい運動中の熱の量は、安静にしている時の10倍以上になるといわれています。
■通常
体温の上昇→皮膚の血管が拡張→血液の増量→汗をかく→余分な熱を身体の外に放散
となり、体温はほぼ一定の範囲内に保たれます。

■高温の環境の時/水分の補給が足りない時
大量に汗が出る→身体が脱水状態に→血液の量が減る→熱の放散が減る→体温が上がり続ける
となり熱中症になります。
※水分を補給する時は、薄めたスポーツドリンクなど、水分+電解質(ナトリウム)を一緒にとりましょう。

熱中症になりやすいスポーツ

【トレーニング】
・ランニング
・ダッシュの繰り返し
・シャトルラン

【スポーツ】
・野球 圧倒的に熱中症発生率が高い
・ラグビー
・柔道 (厚手の衣服)
・サッカー
・剣道 (防具の着用)

【その他】 
・登山
・運動系部活の合宿初日(身体がハードなトレーニングに慣れていない状態で、ハードに運動する為)
・休み明け (上記と同じ)